このページではカナダに家族移住をされた方のリアルな体験記を紹介します。
第1回は、Next Stage Canada(NSC)の家族移住サポーターでもあり、ご自身もお子様と家族移住をされた山岸綾乃さんです。
きっかけはバケーションのノリで来たワーホリ!
Q: カナダへはどのような経緯で来られましたか?
綾乃:初めはワーホリで来ました。30歳で、いわゆるギリホリです(笑)。当時娘は5歳でした。
Q:きっかけは何だったのですか?
実は初めはバケーション的な感じで来たんです。20代で結婚してずっと専業主婦のような感じだったので。
海外に興味なかったんですけど旅行は興味あってなんか「今だったら自分の時間を使えるな」と思って行くことにしたんですよね。
Q: 教育目的とか、明確な目的があったのではなくて、気軽な感じで来られたんですね。
そうなんです。たまたま家族でバンクーバーに移住してた知り合いがいて「バンクーバーめちゃくちゃいいよ!」って言ってたのもあって、来たんです。
「え、行っちゃう?行っていい?」みたいな(笑)。
Q:本当にノリで来られたんですね!
そうなんですよ!
Q:ビザや渡航の準備で留学エージェントなどを利用されましたか?
いえ、私は自力で来たタイプで。
Q: すごいですね!
カナダだと自分がワーホリビザを取れば、イミグレーションで子供も同じだけの期間の観光ビザがもらえるって聞いて自分で申請しました。
だから娘はビザの申請も何もせずに、私のワーホリビザだけ持ってイミグレに行きました。
そうするとやっぱり「君はビザがあるけど、この子は?」みたいに聞かれて。
でも、話したらなんだかんだ言いながら、私と同じだけビザを出してくれました(笑)。
Q: 到着した時のことは覚えていますか?
到着した時はワクワクしたのを覚えてます。
いつ帰るかもわからなかったから荷物はスーツケースだけで来て、足りないものは現地で買うつもりでした。
日本で準備はしてこなかったので、現地では困ることが多かったですね(笑)
これから来られる方はしっかりと準備をされる事をおすすめします!


お家探しは日本ではありえないトラブル続き!
Q: お家の手配はどうされましたか?
今思えばラッキーでしたが、実は着いた当初は友達の家に住ませてもらったんです。
Q: それはラッキーでしたね!
自力でお家を探される方は、到着してすぐはホテルやAirbnbに滞在しながらお家探しをされる方が少なくないですが恵まれた環境でしたね!
本当、そうですよね!
でも、知人の家とは言ってもやはり気を使うので、到着したらすぐにお家探しを始めました。
Q: お家探しはネットで調べたりされましたか?
はい。全然わからなくて苦労しました!
Q: 内見はどれくらい行かれたか覚えていますか?
かなり行きましたね!10件ぐらいは行ったと思います。
Q: 英語でのやりとりはどうでしたか?
それができなくて。知り合いが一緒に内見を付き合ってくれたりして何とかやり切りました。
Q: それは心強いですね!1人で内見に行くのはやっぱり大変ですよね。。。
本当、大変です。。。
細かい契約の事とか、大家さんや不動産会社の人とやり取りするのは本当に難しいです。
Q: 初めてのお家はどんな物件でしたか?
ダウンタウンのアパートメントで、それが本当に最悪だったんですよ。。。家の中が、アリがすごかったんですよ。
Q: アリですか!
はい。こっちの物件はすぐ決まっちゃうところとかも多くて、内見の時に良いなと思っても借りれなかったりしてたんですけど、そこは結構割と空いてて。
早く引っ越さなきゃと焦ってた事もあって契約したんです。
Q: 1年契約でしたか?
はい。でもここに1年住むのはさすがに無理だと思ってすぐにクレームを言いましたね。。。
そして、次を探したんですけど、次は比較的綺麗めなコンドミニアムに入居しました。
Q: そちらはいかがでしたか?
ここではアリはでませんでしたが、、、次は水漏れが起きてですね。。。
お風呂の近くのカーペットの床がびちょびちょだったんですよ。
それで、連絡をして工事の人が来たら、「触ってたらお湯が出なくなった」って言われて、お風呂に入れない生活が1週間続きました。。。
Q: それは辛いですね、、、やはりこちらで生活をしていると、日本では想定できないような問題に直面しますよね。
日本だったらありえないことがいっぱい起きますよね。
しかも、こっちではちゃんと言わないと全然対応してくれないですからね(笑)。
Q: 英語でどう話していいか分からないときは本当に困りますよね。
本当、そうですよね!
私の場合は大家さんも途中で多分心が折れたんでしょうね、知り合いの日本人を連れてきてその方を交えて話しました(笑)。
Q: ある意味ではラッキーでしたね。少なくとも話は出来ますね!
ただその方は大家さんサイドだし、私が言いたい事をどう伝えられてるかはわからなかったです。。。
Q: こちらだと不動産、お家の事でのトラブルは多くの方が経験されますよね。
そうですよね。
だからこそ、私達NSCのようにお客様側に立ってお家探しをする会社っていうのは大切だと思います。
こちら側に立って間に入ってくれる人が絶対に必要だと思います。
英語でのやり取りに自信がない場合は尚更ですね。

日本帰国〜そして娘の為にカムバック
Q: お家のトラブル以外ではワーホリ生活は楽しいものでしたか?
綾乃:いや、実はあんまりハマらなかったんですよね。。。
Q: そうなんですか?意外ですね。
私は出身が東京なんですけど、こっちって東京と比べたら何もないじゃないですか。
それで、することがなさすぎて。。。退屈だし、早く帰りたいなって思ってて。
だから、しばらくフロリダ、マイアミに旅行に行ってて、その後はもう日本に帰ろうと思って。
Q: そうだったんですね。
バンクーバー、当時は好きじゃなかったですね。自然にも興味がなかったんです。
今ではハイキングとかキャンプ大好きですけど(笑)
Q: そうは言ってもカナダに戻って来られたわけですが、これは何かきっかけがあったんですか?
1年のワーホリが終わって日本に帰国して、娘は日本の小学校に入学したんです。
そうしたら娘に「いつになったらカナダの学校のお友達にまた会えるの?いつ戻れるの?」って言われたんですよ。
Q: あっ、お子様の方が。
そうなんです。娘はカナダの学校が合っていたようで。
日本の小学校に入ったらたくさんルールがあって、1年カナダの学校で過ごした後ではとっても馴染みにくいというか。
Q: こちらはもっと自由な教育環境ですからね。
そんな時「行く方法があるんだったら行ったら?」って母が言ってくれて。
それで、娘の学生ビザを取ってカナダに戻ってくる事になったんです。
Q:娘さんのために戻って来られたわけですね。
そうなんです。
でも、そうしていると、何かこっちの自然って美しいなって思うようになってきたんです。
それで、だんだん買い物も諦め(笑)

留学カウンセラーとしての新たなキャリア
戻ってきてからはビジターとして滞在していたので仕事ができなかったです。
でも、その時に出会った人にスポンサーしてもらって、永住権を取得する事が出来たんです。
それで仕事ができるようになって、そんな時にたまたま見つけた仕事が留学エージェントでした。
Q:留学エージェントではどのようなお仕事を担当されていたのですか?
そこでは主に、日本からカナダに到着された方の現地サポートをしていました。
カナダに到着した人が現地に馴染めるようにオリエンテーションをしたり、イベントを企画したりもしていました。
娘がいるからお仕事ができるか心配だったんですけど、そこがすごい良い会社で、学校が終わったら娘が私が仕事が終わるのをオフィスで待ってていいって言ってくれたりして。
Q: 子育てをされている方にも理解がある職場で素晴らしいですね!
カウンセラーのお仕事は合っていると感じていましたか?
そうですね、でも、たくさんのお客様のサポートをこなすようにやるよりも、1人のお客さんとしっかり向き合う方が私に合っているかも、と思うようになりました。
そこで今回、NSCで定住サポーターとして家族移住をされる方のサポートをする事にしました。
家族移住は私自身も経験して苦労をよく知っているので、これから来られるお客様に寄り添うように丁寧なサポートを心がけています。
カナダ生活が与えた影響と子育て
Q: カナダにいて考え方や生き方で変わった事はありますか?
人に合わせるっていう事をそんなにしなくていいというか。
あくまでも自分らしくというか、自分がやりたい事がやれてたらいいな、と思うようになりました。
そういう意味でこちらはストレスがないですね。人と比べることもなくなりましたし。
Q: 周りに合わせないといけない、と感じてしまうのは、日本に住んでいる多くの方が感じられてる事かもしれませんね。
子育てでも、みんな同じでなきゃいけないと感じてしまう日本に対して、こっちは自由じゃないですか。
でもただ自由なわけじゃなくて、みんなすごい主張しますよね。
娘もそうですけど、ちゃんと自分の主張ができるように育ったのは娘にとって良かったなと思っています。
Q: 娘さんは今こっちの生活の方が楽しいと言われていますか?
そうですね。
日本も楽しいって言いますけど、それはバケーションとして行って買い物したりするのが楽しいって言ってます(笑)。


Q: 日本人ではどういう方がカナダに向いてると思いますか?
どうでしょうね。。。初めは私も向いてなかったですからね。
強いて言えば、日本の当たり前を捨てれるかというかが大事な気がします。
Q: 確かに!おっしゃる通りだと思います!
多分最初こっちが嫌だったのは、日本と全部比べてたから嫌だったんです。
家のトラブルとかもストレスじゃないですか。
すぐに対応してもらえないし、なんて国だここは!とか思ってて。
でも日本の当たり前を気にしなくなったらこちらの生活も好きになりました。
Q: 5歳でカナダに来られた娘さんは最近高校を卒業されたそうですが、これからはどんな道に進まれるのですか?
9月から大学生で、UBCでバイオケミストリーの勉強をします。
早い段階からこういうことがしたいって具体的に言ってて、周りのお友達とかも将来やりたい事とかが決まってて、そういうのもなんか育った環境のおかげかなと思います。
あと、高校の授業で将来について何がやりたいのかを考える時間があって、自分の性格分析とか、どういうジャンルの仕事が合ってて、それはどんだけぐらいのお給料を稼げますとか。そういう授業がこっちにはあるんです。
それで、いやいやでも考えなきゃいけないじゃないですか、何かしら自分を分析して。
Q:これから更に楽しみですね!
そうですね!


これから家族移住される方にお勧めしたいサービス
Q: NSCの家族移住のサポーターとしてご活躍していただいているあやのさんですが、NSCのサービスで特にお勧めのサービスはありますか?
まず、基本の物件手配のサービスですね。
これは日本からお家探しをされる方は絶対にご利用された方が良いと思います。
やはりお家探しの方法とか流れが全然日本と違いますから。
日本とカナダでは文化とか方針が違うから、そうした違いを理解している人が間に入ってサポートしてくれることで、安心して家探しを進められると思います。
私もそうですし他のスタッフもそうですけど、皆さん日本からカナダに移住した時にたくさん嫌な経験もしてきています。
Q:経験者だからこそわかることがあるので、是非お気軽に相談していただきたいですね。
あと、私が特に好きなサービスとしては生活必需品の事前購入サービスです!
生活を始める上で最低限の必需品が入居した日から既に用意されてあるっていうサービス、これは絶対にお勧めです。
日本から家族で飛行機に乗ってカナダに到着した後は絶対に疲れてます。
カナダに到着してお家に入居した日に、生活用品を買い出しに行くのはキツ過ぎますよね。
短期間の旅行だったら「お腹が空いたから何か買いに行こう」ってなりますけど、長期間の移住となったら、買うものもたくさんありますし、やっと到着した日には、家でゆっくりしたい、と思うはずです。
ですから、この生活必需品の事前購入サービスは絶対にお勧めしたいですね!
お子様に寄り添ってあげられる気持ちの余裕を
Q: 最後に、親子留学をされた先輩としてこれからカナダに来られる人たちにアドバイスがあればお願いします。
親子留学や家族移住は、親御さんも大変だと思いますがやっぱりお子様もストレスはあると思います。
だから、「お子様の話し相手になってあげる」というのは大切だと思います。
すぐに馴染めないお子様もいるし、みんな少なからず寂しい気持ちはあると思います。
だから、お子様にちゃんと時間をとって向き合ってあげる事が大切で、一緒にいて話を聞いてあげたり、たまに遊んであげたりっていうのは大事だと思います。
でも親御さんが気持ちに余裕がないとそれが難しいです。
Q: 親御さんが心に余裕を持てるようになる。大事な事ですね!
はい。だからそういう意味でもNSCのサービスをご利用されたら、余計なストレスがなくカナダ生活が始められて、気持ちにも余裕ができて、ちゃんとお子様に向き合ってあげられるから良いな、と思いますね。
やっぱり自分もハッピーでないといけないですけど、子供さんもハッピーでないといけないですし。
家庭内でどちらかが我慢してる時って、楽しい生活は送れないですからね。
Q: 自分自身が余裕がないとお子さんにも優しくできなくなってしまいがちですね!
特に外国に移住をされるというのは色んなプレッシャーがありますからね。
綾乃さん、貴重な体験談とアドバイスをありがとうございました!

山岸綾乃さん
Next Stage Canada家族移住担当サポーター。
15年以上にわたる留学業界・カスタマーサポート職での住宅手配や学校案内などの実務経験、ご自身の娘さんとのカナダ移住の経験を活かして、日本からカナダへ移住されるご家族に丁寧で寄り添ったサポートを行なっていただいています。
特に親子留学でカナダに引っ越しをされる方のサポートを得意とされています。
2013年からカナダ、バンクーバー在住。

